賃貸か自己所有住宅か

住宅購入の主なメリット

  1. 購入した家は自分の資産として残る。
  2. 自分のライフスタイルに応じて家を創造できる自由度が高い。
  3. 駐車場代がいらない。
  4. 複数台の駐車場が比較的確保しやすい。
  5. 壁越しに隣人の生活音が聞こえることが少ない。

賃貸住宅の主なメリット

  1. 勤務先等の生活変化に応じて、自分の意思ですぐにでも、引っ越しできる。
  2. 自治会への加入を勧誘されにくい。注)加入するメリットもある。
  3. 自分で修繕費を負担する必要がない。
  4. 欠陥住宅によるリスクを取る必要がない。
  5. 自分の予算に応じて、部屋のグレードや家賃を自由に選ぶことができる。
  6. 物件によっては、備え付け家具や家電が完備されており、初期費用を軽減できる。
  7. 住宅ローン返済によるリスクを背負う必要がない。

 

このタイトルに関する記事はネット上にあふれています。それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらを選択するかということについては、個人個人の価値観や考え方によると思います。

この問題をお金の面から見た場合、生涯家賃を払い続けた場合の総額と持ち家を住宅ローンで購入した場合に支払った総額と払い終わった後に残る物件価値を見たときにどちらが得なのかという選択肢があります。これには、収入や資産の多寡の判断によりどちらを選択するかは変わってきます。

また、この問題を生活スタイルから見た場合、持ち家を所有することは、そこを基点とした生活を余儀なくされることになり、前述のような色々な「機会損失を生む」ことにもなります。例えば、

  •  転職の自由が制限される。
  •  違う生活を求めて田舎暮らしをするといったことが難しくなる。
  •  通勤時間を短くして働き方改革に制約を受ける。
  •  離婚が難しくなる。

というような選択をすることが難しくなり、自分の生活をコントロールできる範囲が狭められることになります。

したがって、「家は買うものだ」、「賃貸住宅はもったいない」とか「家を買うための頭金は手元にある」といった漠然とした思い込みから簡単に家の購入に踏み切るにはリスクがあり、一旦購入してしまうと20年、30年のローンに苦しむこともあるということを良く考えておく必要があります。

このように色々な見方や考え方はあります。住宅は一生の中でもとても高価な買い物ですし、以下のようなことを良く考えて決めていただきたいと思います。

  • 自分はどのような生活をしたいのか、どのような人生設計プランを持っているのか。
  • 住宅に対する価値観を金銭だけで判断するか。
  • 自分がコントロールできる範囲や柔軟性に対しどのように考えているか。
  • あわてて家を購入しようとしていないか。